建物は長年、紫外線や雨風を受けていると劣化するので、あちこちに傷や亀裂が生じ、そのすきまから雨水が漏れて来るようになります。家の内部に雨水が漏れ出してくると、木材がどんどん腐っていくので、早めに屋根の雨漏り修理を依頼しなければなりません。とはいえ屋根の雨漏り修理というのは、めったに行うことはないので、どこに頼めば良いのかわからないという方もあるでしょうね。地元の工務店やリフォーム業者に連絡すれば、すぐに見積もりに来てくれるので、まずはじっくりと調べてもらい、どれぐらいの費用が必要になるのか、確認することから始めるようにしてください。
屋根の雨漏り修理の相場は、家の大きさや状態によって変わりますが、スレートや瓦のヒビ割れ程度なら交換するだけなので、1枚につき1~2万円程度で済みます。漆喰の崩れを塗り直したり、棟板金の浮きを撤去・交換する場合は30万~100万円程度はかかるでしょう。経年劣化により、屋根の葺き替えをしなければならないときの雨漏り修理代金は、100万~300万ほどになります。一部の交換で済むような軽度の補修になるか、全部を交換する必要があるかについては、専門家でなければわからないので、見積もりをしてもらう必要があります。
相場よりも明らかに高く、ぼったくり業者ではないかと感じたら、別の業者に見積もりを依頼するようにしましょう。見積もりだけなら無料で行うところが多いので、出来るだけ格安で工事を行ってくれる、評判の良い業者に任せることをおすすめします。