屋根瓦が浮いていたり、塗装や漆喰が剥がれた部分があるなどの屋根の損傷をそのままにしていませんか。屋根は家を守る役割を担っているので最もダメージを受けやすい場所だと言われています。これらの損害を放置すると破損した箇所から雨漏りをする可能性があり、雨漏りが起きると木材の腐食が進み建物全体にダメージを与えてしまいます。集中豪雨や台風など自然災害の多い日本では建物の耐久性が落ちてしまうのが一番危険です。
雨漏りを見つけたらすぐに雨漏り修理をすることが建物の耐久性を維持することにつながります。しかし、雨漏り修理の費用は非常に高額なので、ついつい放置してしまうということにもなりかねません。しかし、火災保険が適用されれば、自己負担ゼロで雨漏り修理が可能です。火災保険はその名称から、火事の場合にしか適用されないと思っている人も多いようですが、実際には風災や雪災、ひょう災などの幅広い自然災害から家を守る保険です。
このことを知らない人が多いので、損をしている人も多いようですが、屋根が損害を受けた原因が台風などの強風によるものだということが認められれば保険金で雨漏り修理ができるのです。屋根の損傷が経年劣化である場合は、保険の適用外となりますが、自己判断で経年劣化だから無理だと諦めてしまうのは非常に損です。経年劣化でも自然災害が重なった場合は、充分保険が適用される可能性があります。損害があったら、自分で判断せずに、専門の業者に依頼して調べてもらいましょう。