業者が行っている雨漏りの修理はいろいろです。素人でもできる応急処置はありますが、高所なのでとても危険です。雨漏りは、屋根の峰部分の棟板金と呼ばれているところからもあり、修理方法はまず棟板金の撤去、下にあるヌキ板の撤去、釘穴の防水コート、新しいヌキ板の取り付け、新しい棟板金の取り付け、継ぎ目の防水コートなどで完了します。スレートのひび割れからの雨漏りは、スレーズリッパーという道具を使い割れているスレートを撤去します。
次に接着コーキングを施して新しいスレートを差し込みます。位置を微調整したら、シーラーを塗布しマスキングをして同系色に塗装をします。塗装が乾燥したら雨漏りの修理は完了です。漆喰からの雨漏りは、まず雨漏りの原因となった漆喰を取り除きます。
そこへ新しい漆喰を入れたら雨漏りの修理は完了です。割れた瓦からの場合は、まず割れた瓦を取り除きます。次に新しい瓦に交換して完了です。屋根がくぼんでいるいわゆる谷樋からの雨漏りは、穴が゛開いた谷樋を撤去したうえで新しい谷樋を設置します。
ベランダ内の床などの亀裂からの雨漏りは、防水コーキングを施して養生をします。散水検査をして異常がなければ完了となります。また、立壁からも漏れることがありますが修理補方法は同じです。また、経年劣化してしまった屋根は新たに吹き替えが必要になります。
これらの修理は多額の費用が掛かりますが、火災保険の風災補償に入っていれば実質無料で修理ができます。