住宅は建てたら必ずメンテナンスが必要で、怠ると寿命を縮める事になります。建物で一番痛むのは、外部に面する部分で屋根や外装材になります。太陽からの紫外線や酸性の雨そして、風などの常に変化する自然状況に24時間365日耐え続けています。そのような状況で、突然に起こる雨漏りは早急に修理の必要があり、放置すると柱や壁の内部を腐らせる原因となります。
雨漏りの修理は、業者に依頼して確実に施工してもらう必要がありますが自分で行える作業でもあります。屋根の雨漏り修理であれば安全対策を十分に行い、ヘルメットや安全ロープを必ず使用する事が重要です。屋根材が明らかに腐っていたり剥がれている場合は、業者に依頼する方が良いですが少しの隙間があれば防水シーリング材を充填する事で、雨水の侵入を止める事が可能です。ただし、水は小さな隙間からでも侵入するので場所を特定するのは大変な場合もあります。
壁の雨漏りの修理は、窓廻りに施されている防水シーリングの劣化が原因で起きるケースが多く、弾力性が失われひび割れが起きると機能が無くなります。自分で行うには応急処置であれば薄くでも上に塗りつける事で十分ですが、しっかりと行うにはカッターナイフなどで古い物を取り除き再充填する事になります。屋根でも壁でも雨漏りの修理は自分で行えますが、確実に作業できなければ意味がありません。業者が来るまで一時的に持てば良いと考えるなら、気軽に行えます。