雨漏りの原因というのは、スレートや瓦が割れてしまったり、漆喰の崩れ、樋のつまり、外壁材の傷などさまざまな原因が考えられます。特に屋根材というのは、日頃目にする機会がないため、どういった状況になっているのかを見ることができませんから、台風などで飛来物が瓦に当たってしまい、割れているというケースも少なくありません。雨漏りが起こった場合には、できるだけ早く雨漏りの修理を行う必要がありますが、原因をはっきりとさせて、経年劣化ではなく災害が原因だと判断できれば、火災保険を適用することも可能ですから、しっかりと雨漏りの原因を突き止めることが大切です。雨漏りの修理にかかる費用というのは、状況や範囲、施工法方などによっても異なりますが、屋根材の補修であれば、20～50万円程度、屋根材の張り替えが必要になった場合には、100～200万円ほどの金額が必要となりますから、かなり大きな出費となります。
こういった場合、火災保険が適用され保険金を受け取ることができれば、雨漏りの修理費用にあてることができますから、専門家に診断を依頼するとよいでしょう。雨漏りの原因が、台風や突風などの風災が原因だと判断された時には、修理の見積書や被害箇所の写真などの必要書類を提出し、申請を認められた場合には、保険金を受け取ることができます。保険が適用されるかよくわからない場合には、加入している火災保険会社に電話で相談してみるとよいでしょう。